夏休み(大湯温泉ー八幡平ー湯川温泉)

安定期に入り、遅めの夏休みをとり、東北旅行へ。

9月7日(1日目):前回、川連こけし(木地山系)と良い出会いがなかったため、観光協会に電話し、今回の旅行ではお二人の工人を訪ねる計画とした。お昼前に自宅を出発し、13時すぎに高橋雄司さんの工房に到着。興味深いいろいろなお話しをうかがい、工房で実演を見せていただく。最後に、かわいい姉妹を我が家に迎えさせていただきくこととし、工房をあとにする。今宵のお宿は大湯温泉 阿部旅館。温泉もお食事も素晴らしく、心も体も癒される。

9月8日(2日目):朝、小安峡を散策する。峡谷に吹き出す大噴湯はものすごい迫力。橋の上から眺めるのもまた見応えがある。10時頃、井上周治工人を訪ねる。玄関で大きなこけし2体が出迎えてくれ、胸が躍る。たくさんの作品を見せてくださり、またまた姉妹をむかえ(お土産にさらに2姉妹いただき)、計4女と共に工房をあとにする。ランチは大曲の鳳仙花で上品でとても美味しい中華(涼麺)をいただく。ドンパン発祥地の道の駅なかせんで休憩し(ジャンボうさぎの剥製あり)、田沢湖へ。たつこ像をながめ、うぐいくんたちにえさをあげ、御座の石を拝み、念願の玉川温泉へ。岩盤浴場は、これまで想像していたよりも心地よくて(かなりの先入観あり)、リフレッシュのためにいつでも再来したい気持ちになる。酸性成分の強い温泉も満喫し、今宵の宿である後生掛温泉へ。浴場の迫力は想像以上で、湯あたりしないよう注意する。美肌効果のある泥湯は人気のようで、玄人のような方に作法を賜る。




9月9日(3日目):翌朝は体調も良く、天気にも恵まれ、八幡平の散策。泥火山をまわり、大深温泉へあがる。山湯で汗をながし、オンドル舎を見学。ふけの湯温泉をぬけ、長沼ほとりでしばし休憩。途中、リスの兄弟に出会う。そして、大沼へのハイキングコースを快適に歩き、後生掛大沼オートキャンプ場脇をぬけ、後生掛温泉にもどる。3時間強のハイキングはさすがに体に応えたのか、部屋にもどるとぐったりとなってしまった。無理は禁物と反省。


9月10日(4日目):昨日とはうって変わっての荒れ模様。八幡平アスピーテラインのドライブを楽しむことは叶わず。それでも山道をすぎると比較的天候もよく、中学の修学旅行でなぜが一番気に入った小岩井牧場に立ち寄る。現状は、残念の一言。宮沢賢治も好んで訪れていたという牧場はなんとなく入りずらい雰囲気になっており、、、。変わって、隣に味気ない商業目的漂う有料の公園ができており早々に退散となる。三千里で焼き肉と盛岡冷麺を堪能し、気を取り直し湯田温泉へ。途中、偶然、小林定雄こけし工房を発見。このような場所に遠刈田型を継ぐこけし工人がいらっしゃることに驚き、変顔こけしを1人いただく。そして、今宵の宿、湯川温泉山人へ。宿泊したお部屋は麓樹坊黒文字。自然と調和した心休まる室内でのんびり過ごす。部屋風呂も、貸し切りの露天風呂も心地よく、明日からまたがんばれそうな気持ちになる。

9月11日(5日目):楽しく美味しい朝食を堪能。手作りパンとジャムやチーズがとても美味。お宿のお茶受けのお菓子としていただいた、香ばしいクッキーせんべい”一日物語”(欧風田舎せんべい:お菓子処たかはし)をお土産に帰宅とした。

素敵な時間に感謝。