2010年7月17日(土)〜19日(月)谷川岳縦走(進藤先生夫婦、夫)

kaki62010-07-19

7月17日(土)18:58上野―(Maxとき343)―20:15越後湯沢―HATAGO井仙泊
Add:新潟県南魚沼郡湯沢町2455  Tel:025―784−3361
7月18日(日)5:30HATAGO発―(車)―6:00土合―7:00土合口―(谷川岳ロープウェー)―7:30天神峠―10:30谷川岳肩の小屋―12:00オジカ沢の頭―14:00大障子避難小屋−(水場)−15:30万太郎山―(雷のため避難)ー17:00越路避難小屋泊
7月19日(月) 5:15越路避難小屋ー毛渡乗超―7:40エビス大黒ノ頭ー9:50仙ノ倉山―11:40平標山―12:10平標山ノ家―(平元新道)ー15:30平標山登山口―(南越後観光バス)―16:00街道の湯―17:50越後湯沢―18:20土合―(車をpick up)―越後湯沢しんばしで晩餐ー21:55越後湯沢発ー23:00上野

記:こんな時間をずっと思い描いていたのだと思う。素敵な時間に心から感謝をするとともに、ペース配分、雷など課題も多く残ったが、みなで無事下山できて本当によかった。
越後湯沢で待ち合わせ。彼君は宮城から二王子岳で汗を流して合流。翌朝、車で谷川岳ロープウェーに向かう。肩の小屋までの登りは老若男女や犬も楽しむにぎわい様。それも一変、縦走コースに入ると静かで、壮大な時間が流れる。ペース配分を整えながら、ゆっくり進む。大障子避難小屋下の水場でアイシングと水補給をし、迷いもあったが、越路避難小屋まで進むことに。万太郎山手前で雲行きがあやしくなり、雨具をつける。それもつかの間、万太郎山稜線で土砂降りと恐ろしい雷に見舞われる。彼君の提案で身を低くし、木陰に隠れる。冷たい雨と落雷の恐怖に怯えながら嵐が去るのを願い待つ。1時間後ようやく落ち着いてきたが、落雷の恐怖はなおも続く。大きな稲妻に腰を抜かす。霧もやに映えるニッコウキスゲの黄色がこの世のものとは思えぬ風合いをかもしだす。と。彼君が右手下方に宇宙船のような越路避難小屋をとらえ、ようやく安堵する。前着していた2人パーティーのご配慮をうけ、4畳ほどのスペースで肩を寄せ合う。心温まる晩餐をし入眠。温かい夜であった。翌朝、笹藪は思いの外、歩きを阻むほどではなく、ゆっくり仙ノ倉山を目指す。雲ひとつない快晴で心躍る。最後、仙ノ倉山の登りはやや大変であったが、そのあとは美しい木道をとことこ進む。幸せな時間。平標山山頂で出迎えの赤とんぼに囲まれながら記念撮影し、平標山ノ家で2日間の労をねぎらう。平元新道を下り、街道の湯で汗を流し越後湯沢で解散。楽しい時間に感謝し、法師温泉めざしてまたいつか再来したい気持ちになる。