2009年8月15日(土)〜22日(土)夏休み北アルプス縦走(家族と)

kaki62009-08-23

8月15日(土)13:00新宿発―(あずさ17)―17:00松本―18:00信濃大町―18:40葛温泉かじか泊
8月16日(日)10:00葛温泉かじか―10:30高瀬ダムー13:30湯俣 晴嵐荘泊
8月17日(月)4:00湯俣―竹村新道―9:00湯俣岳―13:30南真砂岳―14:30裏銀座稜線―16:00東沢乗越―17:00水晶小屋泊
8月18日(火)水晶岳(朝食前)―8:00水晶小屋―ワリモ北分岐―10:45水晶池―12:30高天原山荘―高天ヶ原温泉―高天原山荘泊
8月19日(水)6:00高天原山荘―7:20高天原峠―9:00雲ノ平の森の道―9:30奥スイス庭園―10:40雲ノ平山荘―スイス庭園・祖父岳・祖母岳・雲ノ平散策―雲ノ平山荘泊
8月20日(木)5:40雲ノ平―7:00日本庭園―8:00黒部源流雲ノ平入口―8:30黒部源流碑―9:30三俣山荘(大休憩)―11:00三俣山荘発―巻道ルート(ランチ)―15:00双六小屋泊
8月21日(金)6:00双六小屋―8:00鏡平山荘―11:00登山口―12:00わさび平―13:00新穂高温泉―槍見館泊
8月22日(土)11:00新穂高温泉―11:30平湯着―14:15平湯発―15:40松本―(篠ノ井線姨捨日本三大車窓)―長野―(長野新幹線)―上野

記:夏休みは北アルプスをのんびり歩くのがここ数年の楽しみ。今年は赤木沢に行く準備を進めていたが、母の参加により計画変更。8月前半は全体的に天候が悪く心配していたが、この1週間だけは例外。まぶしいほどの絶景を堪能した1週間であった。
松本で集合し、今晩は憧れの葛温泉。ゆっくり汗を流し明日からの山行に備える。翌朝、ゆっくり朝食をとり、高瀬ダムへ。高瀬川沿いの道は想像以上に素晴らしい。昼過ぎ湯俣着。テントが1つ(北鎌にいく2人パーティー)、晴嵐荘は他2組(エネルギッシュな女性とガイド、ハイキング一家)。部屋は個室。北鎌に続く吊り橋が壊れており噴湯丘には行けず、野湯もお預け。内湯を満喫。3日目。日の出とともに湯俣を出発したが、予想以上に竹村新道の登りに時間を費やす。少し無謀な計画だったかもしれないと反省。14時頃稜線にでるも、遥かかなたの水晶小屋に妹が泣きそうになる。母の言葉が励みになる。楽観主義者には本当に頭が下がる思いになった。やせ尾根は壊れた妹の膝には易しくない。鎮痛薬で盛り上げる。なんとか16時前に東沢乗越に到着。最後の登り。足場が悪いので細心の注意で進む。すでに13時間が経過している。やっぱり申し訳ない気持ちで一杯になる。17時。多くの人に迎えられ水晶小屋着。竹村新道が一目置かれる理由がわかった気がした。皆に無理をさせてしまったことを反省。4日目。今日からはのんびり計画。朝食前に母と水晶岳を散歩。村上さんたちは、早々に読売新道へ下っていく。遅い朝食をとり、8時頃水晶小屋を後にする。ワリモ北分岐で高天原方面へ。岩苔小谷で水浴び。水晶池でも水浴び。12時過ぎ高天原山荘着。温泉へ。野湯のルールは難しいが疲れた体にはこの上ない。義理兄弟、エネルギッシュ老夫婦に会う。5日目。今日も晴天。雲ノ平までゆっくり昇る。秘境で贅沢な時間を過ごす。6日目。今日も晴天。北アルプスの絶景に言葉がでない。黒部源流に思いをはせる。三俣山荘でケーキセット。ヘリコプターの荷揚げを見物。巻道ルートでランチ。双六小屋はにぎわっていた。個室に興奮。7日目。はじめての風雨。慎重に新穂高温泉まで下る。槍見館で労をいたわる。飛騨牛に舌鼓。遊湯。57歳の体には応えただろうなあと考える。8日目。解散。宮城、京都、東京。母につきあい長野経由で帰る。姨捨の車窓にうっとりする。心残る1週間であった。