2006年8月10日〜14日 裏銀座縦走(単独)

8月10日(木)23:54新宿.
8月11日(金)晴れ:5:18信濃大町着−(タクシー)−6:00高瀬ダム−7:30不動沢つり橋−11:30ブナ立尾根(2208三角点)―13:00烏帽子小屋幕営―14:00烏帽子岳―南沢岳.
8月12日(土)晴れ5:00烏帽子小屋―6:30三ッ岳―8:30野口五郎岳−9:00真砂岳―10:00水晶小屋―11:00水晶岳―12:00鷲羽岳―14:00三俣山荘―(雨宿り)−16:00双六小屋―双六小屋泊.
8月13日(日)晴れ4:30双六小屋―6:45縱沢岳―(左俣岳)−西鎌尾根―千丈沢乗越―10:00槍岳山荘―10:30槍ヶ岳−大喰岳―中岳―南岳―13:00南岳山荘―13:30大キレット―15:00飛騨泣きー16:00北穂高岳幕営(南稜).
8月14日(月)晴れ5:00北穂高岳―7:00涸沢岳―7:30穂高岳山荘―吊尾根―9:30前穂高岳―重太郎新道―12:30上高地

記:研修医1年目の夏休み。初月給で購入したアライテントのエアライズ1をもち裏銀座縦走。自然と心弾む。信濃大町から乗り合いタクシーで高瀬ダムへ。ブナ立尾根の上りは肩にこたえる。烏帽子小屋で幕営後、南沢岳まで散歩。池で泳ぐ。2日目、野口五郎岳の花畑に心躍る。突然の雷。恐ろしい。水晶岳ではH君と意気投合。三俣山荘で雨宿りした後、双六小屋まで同行。テント場浸水のため双六小屋泊。翌早朝、北穂高目指して出発。槍ヶ岳で一休みし、気を引き締める。大キレット、北穂の壁は、高所恐怖症の心身にこたえる。足がすくみ思うように一歩がでない。恐怖と焦り。気持ちを落ち着かせる。日が沈みかけた時北穂高岳山頂に足が着く。ほっとした。明日の涸沢岳を心配し眠りにつく。4日目、心を強くもち行動開始。涸沢岳の岩場は昨日に比べれば短い。奥穂高岳山頂で会った若者二人と重太郎新道を駆け下りる。お盆の上高地は大賑わい。ホテルの空室なく、バスターミナルでシャワーをし、そのまま帰宅。素晴らしい時間であった。